というわけで、今回は遂にあのロケットストーブを製作することに。
使う材料は、エンジンオイルなどのペール缶、ストーブの煙突のL型とストレート、金切鋏、ドリル、そして断熱材となる火山灰(軽石)である。ペール缶はガソリンスタンドで廃棄のものをゲットし、ストーブの煙突は貰い物、火山灰は知り合いの山に行けばなんぼでも手に入るので、結局材料費自体はタダみたいなものである。

まずはペール缶に煙突のサイズの穴を空ける。
ペンで煙突の円周を型どって、ドリルで金切鋏を入れるための穴を空ける。


こんな感じで金切鋏で切っていく。

切り口を内側へ織り込んだら、

煙突のストレートとL型を接続したものを入れて、回りを火山灰で埋めていく。

五徳替わりに石を並べて完成。
初めのうちは火力が弱いためヤカンなどに煤が付くが、火力が上がってくると出口付近の煤が燃えて白くなる。
このあと、薪の投入口に鉄板を横向きに入れてやると火力が増すと聞いたので、やってみたら確かに火の勢いが増した。おそらくこの鉄板には薪が吸気の邪魔をするのを防ぐという狙いがあるのだろう。ちなみに自分は「鉄板」の代わりに、空のカセットガスボンベを分解してハンマーで平にしたものを利用している。
ロケストのお陰で、焚火の時よりもお湯を沸かすのやご飯の炊きあがりが断然早くなった。今となっては、4.1Kwの強化力カセットガスコンロ「イワタニ カセットフー ボー CB−AH−35【業務用】」よりも重宝している。
このロケスト、今は屋根付きの調理場で活躍中である。
屋根付き調理場とロケストは、わが家の自炊生活にとっての大変大きな進歩である。

ロケストで炊いた玄米ご飯と夏野菜の炒め物。
この写真の玄米ご飯は、水加減と火加減に失敗して少しべちゃべちゃだったが、このあと回数を重ねるごとに最適な水加減と火加減で美味しい玄米ご飯が炊けるようになったのであった。
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タグ:ロケットストーブ